2018年 アテンザセダンのマイナーチェンジ最新情報!2016年型との前後比較した変更点等を徹底解説
マツダに関しては、新型SUVのCX-8や次世代スカイアクティブテクノロジー等が注目される中、アテンザセダンに関しては2018年に2度目となるビッグマイナーチェンジを行いました。
3代目となる現行型のGJ系アテンザセダンに関しては2012年に発売されたこともあって、「え?時期的にフルモデルチェンジじゃないの??」と思われた方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、次期モデルに関しては、もう少し後となる予定です。
けれども、今回のマイチェンは、デザイン刷新&先進装備拡充など、ガラッと変わりますよ!まさにフルモデルチェンジ顔負けの内容。
そんな、大きく改良されるミッドサイズセダンの新型アテンザセダンの変更点を詳しく紹介します。
果たしてあなたの愛車候補となるかどうか、内容を見ていきましょう。
ロサンゼルスモーターショー2017、ジュネーブモーターショー2018で新型アテンザセダン(Mazda6)を発表
アテンザセダン(海外名Mazda6)の2度目となるビッグマイナーチェンジに関しては、
・4ドアセダンに関しては、ロサンゼルスモーターショー2017
・ワゴンに関してはジュネーブモーターショー2018
にて発表されました。
これまでマツダのファンの間では、アテンザは2017年にフルモデルチェンジするのかビッグマイナーチェンジするのか2つの説に分かれていましたが、結果としては、2017年発表・2018年ビッグマイナーチェンジ実施ということが確定したわけです。
2018年 アテンザセダンのビッグマイナーチェンジ最新情報!変更点を解説
アテンザセダンの2018年モデルの変更点を詳しく見ていきましょう。
アテンザワゴン 2018年モデルの外観(エクステリア)デザイン
アテンザ 2018年型へのマイナーチェンジ後の新型アテンザワゴンの外観(エクステリア)デザインはこちらになります。
次にアテンザセダンの新デザインがこちら。
アテンザセダン 2018年型は、これまでの2012年モデル、2015年モデルのデザインに比べ、大幅にプレミアム感のあるデザインへと進化しています。
その変更点のポイントとしては、
なお、ボディカラーに関しては、新型CX-5から採用されている「ソウルレッドクリスタルメタリック」がついにアテンザにも適用されることとなりました。
「Mature Elegance」をデザインコンセプトとして、大人の落ち着きを感じさせるデザインへと磨き上げたと公式に伝えられています。
では、ここでマイナーチェンジ前後のデザインの比較を肢体と思います。
2018年と2016年モデルとの前後比較(アテンザセダン)
<2016年モデル(上)と2018年モデル(下)>
アテンザ 2018年型への改良後は、フロントグリルの拡大&グリル内がメッシュ状のデザインが採用され、新型CX-5に近いデザインとなりました。
また、左右のフォグランプ部分周辺デザインもすっきりとしたデザインに。
グリルを中心とした変更により、迫力が増してやや車格が上がったように見えます。
次にリアを見ていきましょう。
<2016年モデル(上)と2018年モデル(下)>
アテンザ 2018年型へのマイチェン後は、中央のメッキバーがコンビライトの真ん中部分にささるようなデザインへと変更された所が大きなポイントです。
補足として、このようなメッキバーがコンビランプ中央に食い込むデザインは、BMW7シリーズや新型レジェンドといったプレミアムセダンが採用されているデザインでもあります。
また、コンビランプ自体もクリアランプ部分等のデザインが変わっていたり、バンパー部分も改良後はブラック部分が大幅に減少しているといった変更点も見逃せません。
次にワゴンモデルの変更点の前後比較をしていきます。
2018年と2016年モデルとの前後比較(アテンザワゴン)
<2016年モデル(上)と2018年モデル(下)>
アテンザ 2018年型のワゴンモデルのフロントに関しては、セダンと同様の変更となっています。
次にリアについて。
<2016年モデル(上)と2018年モデル(下)>
アテンザ 2018年型のワゴンモデルに関しては、コンビランプデザインとバンパー部分の変更が主であり、パッと見変更前と大きなイメージの違いを感じさせられません。
また、セダンのようにメッキバーがコンビランプ中央に食い込むデザインとなっていない所もポイントです。
2018年型アテンザ ボディサイズ
アテンザのボディサイズに関しては、以下の通りです。
- セダン:全長4,865×全幅1,840×全高1,450mm,ホイールベース2,830mm、車重1,450kg
- ワゴン:全長4,805×全幅1,840×全高1,480mm,ホイールベース2,750mm、車重1,470kg
アテンザ 2018年モデルの内装(インテリア)デザイン
アテンザ 2018年型の内装(インテリア)に関しても、今回のマイナーチェンジで大幅に質感向上を受けたデザイン変更がされています。
そんな新型アテンザの内装デザインがこちら。
外観と同じく「Mature Elegance」をデザインのコンセプトとしていますが、注目部分は、日本の伝統家具や楽器などに使用される栓木(せんのき)を用いた本杢素材が採用されているということです。
これは、プレミアム感のあるマツダ車として最上級仕様のインテリアとされています。
他にも、新型アテンザのトップグレードには、ブラウンのナッパレザー、ウルトラスエードアクセントがトリムが採用されるなど質感向上はバツグン!
また、ベンチレーション機能付きのフロントシートがマツダ車初採用される点も見逃せません。
他にも、注目の変更点としては、
- 8インチのマツダコネクト採用
- オートホールド機能が電動パーキングブレーキに採用
- 360度ビューモニター採用
- ワイパーデアイサー採用
- フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイ
- デジタル化されたメーターを採用
という所です。
やっとマツコネの画面が大きくなる。
これはマツダファンとしては、嬉しい所ですね。
2018年と2016年モデルとの画像比較
<2016年モデル(上)と2018年モデル(下)>
ダッシュボード周辺のデザインが大きく変わり、全体的に和の要素が入ったデザインになっています。
メッキパーツもよりバランス良く配置されるようになったと言えます。
マイナーチェンジ後の内装は、マツダオリジナルのプレミムインテリアを目指した形となります。
2018年型アテンザ マイナーチェンジ後のパワートレイン!燃費やエンジンスぺックについて
アテンザ 2018年型のパワートレインに関しても、今回のマイナーチェンジでは変更が加えられています。
その内容が以下の通りです。
2018年型アテンザ SKYACTIV-G2.5(NA)モデルには気筒休止機構を追加し実燃費を向上
まず、これまでも搭載されてきた自然吸気(NA)の2.5L直列4気筒エンジン(SKYACTIV-G2.5)には、気筒休止システムを新採用。
この気筒休止システムは、燃費性能向上や排気量低下が期待できる内容となります。
直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン SKYACTIV-G 2.5T
最も注目となるのが、ターボエンジンが採用されたということ。
そのターボエンジンには、海外専売車であるCX-9から採用されている直列4気筒 2.5リッター直噴ターボエンジンの「SKYACTIV-G 2.5T」。
アテンザに搭載されるSKYACTIV-G 2.5Tにのエンジンスペックは、CX-9のエンジンスペックを参考にすると次の通りに。
<CX-9のSKYACTIV-G 2.5Tスペック>
最高出力(ネット): 227HP〈169kW〉/5,000rpm*5
最大トルク(ネット): 310ft-lb〈420Nm〉/2,000rpm
これは、4LV8自然吸気ガソリン エンジン並み最大トルク310ft-lbを発揮するとされたエンジンとなります。
➪マツダ、新開発の2.5L直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」
ただ、海外仕様では搭載が決定したものの、日本仕様のアテンザに「SKYACTIV-G 2.5T搭載モデル」がラインアップされるかどうかは不透明な状況。
ここは何としてもターボモデルのアテンザの日本発売を期待したい所ですが、続報をお待ちください。
アテンザ 2018年マイナーチェンジ後の先進安全快適装備の内容
先進安全装備の「i-ACTIVSENSE」も今回のマイナーチェンジにて充実することとなります。
ついにアテンザもマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)が全車速に対応します。
レガシィB4、レヴォーグ、カムリ等のアテンザのライバル車はすでに全車速対応の追従クルコンに対応しているため、ようやくそれらに追いつくことになりますね。
他に先進安全装備としては、360°ビュー・モニターも採用されることになりました。
<参考 i-ACTIVSENSEの機能>
- マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
- アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
- ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
- リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
- アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
- 【先進ライト】ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)
- 車線逸脱警報システム(LDWS)
- 交通標識認識システム(TSR)
- ドライバー・アテンション・アラート(DAA)
- アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)
- レーンキープ・アシスト・システム(LAS)
- スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
2018年にマイチェンするアテンザの日本発売日、発売時期はいつ?
マイナーチェンジした新型アテンザの日本発売日に関しては、現在、2018年春の見通しです。
発売時期としては、5月前後と予想します。
ただ、一部では夏の可能性も取りざたされており、続報をお待ちください。
2018年 アテンザ ビッグマイナーチェンジ後の予想価格
ビッグマイナーチェンジ後の販売価格は、先進装備拡充などによって若干の値上げがされると予想できます。
現行モデルの価格が、
- ガソリンモデル:2,797,200円~
- クリーンディーゼルモデル:3,207,600円~
となっていることを考えると、3~5万円程度の価格アップとなると予想。
もしもターボモデルがラインナップされれば、ディーゼルに近い300万円代前半になると推測します。