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新型レヴォーグ フルモデルチェンジ情報!予想変更点や発売時期予想

スバルの人気ステーションワゴンモデルのレヴォーグ。

レガシィツーリングワゴンの実質後継モデルとして2014年にデビューしたレヴォーグがいよいよ2代目へとフルモデルチェンジすることとなります。

次のレヴォーグは、新世代プラットフォーム採用や新型ターボ搭載等、とにかくスバリストにとって注目所が盛りだくさん!

現在、様々な情報が出始めていますが、最新情報を基に外観、内装デザインやパワートレイン、そして発売時期がいつなのか次期レヴォーグの変更点を徹底予想してみました。

是非、あなたの予想内容と同じか照らし合わせてみて下さい!

次期レヴォーグのコンセプトカー「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT」が2018年に公開!

次期レヴォーグのコンセプトモデルと見られる車が2018年3月に開催されたジュネーブショーにてついに公開されました!

その名も「VIZIV TOURER CONCEPT」。

そのVIZIV TOURER CONCEPTの画像等を元に、その他最新情報を含めて、次期レヴォーグの変更点の予想内容がこちらとなります。

スバル新型レヴォーグ最新情報!フルモデルチェンジの変更点を徹底予想

次期レヴォーグ 外観(エクステリア)デザイン(フルモデルチェンジ予想①)

 まずは、コンセプトとなるVIZIV TOURER CONCEPTのフロントビューから。

フロントグリルには、ヘキサゴングリルにCIマーク横の水平バー設置というスバルのデザインアイデンティティは健在。

そして、エアインテークも健在ですよ。

ただ、特徴的なのがヘッドライト。近年は、コンセプトモデル市販モデル問わず、ほぼ共通したデザインのコの字型ヘッドライトが採用されてきましたが、今回は、切れ長でシャープなデザインが採用されていることが伺えます

続いて、サイドビューがこちら。

ステーションワゴンながらも、どこか今人気のSUVテイストを採用しているようにも見えます。

スバルのデザインフィロソフィー「 ダイナミック×ソリッド」を表現するべく、キャラクターラインはアグレッシブなデザインに。

ただ、注目したいのが、現行レヴォーグと比較するとメッキモールがウインドウを一周したデザインになっているということです。

現行レヴォーグは、メッキモールがウインドウ下部の一部にしか採用されていないんです。

現行レヴォーグのサイドビュー↓

メッキが一周したデザインを採用しているのは、現在レガシィとアセントというスバルのフラグシップモデルのみなので、これはレヴォーグを実質レガシィ同等のフラグシップ扱いになるのか?と予想させられる部分です。

続いて、リヤビューについて。

リアに関しては、現行デザインを正統進化させたスタイルに。

発表はされていませんが、できれば流れるウインカーことLEDのシーケンシャルウインカーの搭載を期待したい所。

あと、コンビランプのデザインが美しいですが、スバルは市販モデルになるとコンビランプデザインが落ち着いた無難なものになる傾向にあります(新型インプレッサの時がそうでしたよね)。

今度こそこのコンセプトデザインを実用化されるかが注目部分でもあります。

現行レヴォーグと画像比較

さてさて、レヴォーグと次期レヴォーグコンセプトと見られるVISIVツアラーコンセプトの画像を合わせて比較してみましょう。

<フロント>

<サイド>

<リア>

全体的には、キープコンセプトとなっていますが、サイドウインドウがリアにかけて斜め上に上がることでクーペ調のクロスオーバーSUVを彷彿させるデザインとなっています。

動画に関しては、こちらの動画を紹介します。 

<ちなみに・・・>
現行レヴォーグのコンセプトデザインはこんなデザインでした。

次期レヴォーグ ボディサイズ

SUBARU VIZIV TOURER CONCEPTの仕様は、以下の通りです。

  • ボディサイズ:全長4,775mm×全幅1,930mm×全高1,435mm
  • ホイールベース:2730mm
  • タイヤサイズ:245/40 R20
  • 乗車定員:4名

 もちろんこれはコンセプトサイズなので、このまま市販化されるわけではありません。

新型インプレッサスポーツの時が、

  • コンセプトモデル:全長4400×全幅1880×全高1440mm
  •  市販モデル:全長4460×全幅1775×全高1480mm

となっていたことを参考にすると、全長全高はほぼ同じで、全幅が100mm近く小さくなる傾向にあります。

これらを参考とすると、次期レヴォーグで予想するボディサイズは、

  • 全長 4,700~4,720mm
  • 全幅 1,800mm
  • 全高 1,430mm

と私は見ています。

市販モデルの全幅が1,830mmほどあっても不思議ではないコンセプトサイズですが、レヴォーグが「日本人のためのコンパクトなレガシィ」といったスタンスでデビューした経緯を考えると全幅1,800mmを超えることは考え難い所です。

<参考 現行レヴォーグのボディサイズ>

全長4,690mm、全幅1,780mm、全高1,490mm

次期レヴォーグ 内装(インテリア)デザイン(フルモデルチェンジ予想②)

次期レヴォーグの内装(インテリア)デザインに関しては、新型インプレッサの内装ベースと予想。

このデザインをより質感高い高級なデザインとなり、現行モデル同様、電動パーキングブレーキにホールド機能等がつくなどハイテクな室内空間となると予想します。

2018年にアメリカで発売するスバルのフラグシップSUVアセントの内装動画がありますが、これに似たデザインとなるのではないでしょうか。

次期レヴォーグ プラットフォームSGP(スバルグローバルプラットフォーム)(フルモデルチェンジ予想③)

次期レヴォーグのプラットフォームには、スバル新世代プラットフォームとなる「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」が採用されることとなります。

低重心でかつ高剛性で軽量化に大きく貢献する新シャーシの採用にて、現在1,540~1,570kgある車重がWRX SRIに近い1,500kg前後を実現する可能性も期待できます。

スバルリストとしては、レヴォーグがこのSGPを搭載することでどこまで走りが進化するのか想像するだけでもたまらないものです。

ボディ剛性の強化や静粛性・安全性向上はもちろん、操縦安定性、ハンドリング、走行性能アップは、想像以上の内容になると言っても過言ではなさそうです。

新型レヴォーグのパワートレインに1.8リッター新型ダウンサイジングターボエンジン搭載へ

次期レヴォーグの目玉となるのが新型ダウンサイジングターボエンジンの搭載です。

2019年に新設計したダウンサイジングターボを導入することは、すでに中期経営ビジョン「際立とう2020」にて発表済み。

まずは、1.8リッター(1,800cc)の新型過給器付きダウンサイジングエンジンが導入され、それが次期レヴォーグに搭載される見通しです。

現行レヴォーグには、

  • FB16型:水平対向4気筒 1.6L 直噴ターボ DIT
  • FA20型:水平対向4気筒 2.0L 直噴ターボ DIT 

の2種類がラインアップされていますが、次期モデルではひとまずFA18型と見られる新型水平対向ターボエンジンモデルをラインアップとなる見込み

また、2020年には1.5リッター(1,500cc)タイプのFA15型も導入される見通しのため、年次改良で追加搭載という形が予想できます。

次期レヴォーグのトランスミッション

トランスミッションに関しては、現行同様のCVTのリニアトロニックが採用される見通しです。

東京オートサロン2015にて公開された「LEVORG S CONCEPT」には、 2.0L直噴ターボDITエンジン FA20に6速MT(マニュアル)が組み合わさっていたことから、次期レヴォーグに6速MT採用を期待する人は少なくないはず。

ただ、イギリスの自動車情報メディア「Auto Express」にて、

スバルUKのマネージング・ディレクターであるクリス・グラハム氏が、将来は同社のクルマからマニュアル・トランスミッションは姿を消すだろう

と語ったということが2018年3月に話題となっています。

スバルのクルマからマニュアル・トランスミッションがなくなる!? スバルUKの重役が発言

この話題を考えると、次期レヴォーグにMT車の設定はない可能性が高いと予想できます。

次期レヴォーグの先進安全装備

スバルで最も先進安全装備の充実をしていると言えるレヴォーグ。

フルモデルチェンジ後は、なんと、さらに進化したアイサイトが搭載される見通しなのです。

アイサイトツーリングアシストを継続採用

アイサイトVer3に、全車速対応の追従走行、車線中央維持機能付きのレーンキープシステム等を搭載したアイサイトツーリングアシスト。

これは、自動運転レベル2相当とされており、高速道路上での運転の負担がグッと減ることから人気の機能でもあります。

現在は、その機能を含めた「アイサイトコアテクノロジー」と「アイサイトセイフティプラス」に以下の機能が備わっています。

  • プリクラッシュブレーキ
  • 後退時自動ブレーキシステム
  • AT誤発進抑制制御 & AT誤後進抑制制御
  • 全車速追従機能付きクルーズコントロール
  • 車線逸脱抑制機能
  • 警報&お知らせ機能
  • スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
  • ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)
  • スマートリヤビューミラー
  • フロント&サイドビューモニター

次期レヴォーグのデビューモデルとなるA型では、これらと同じかさらにチューニングされた内容が搭載される可能性が有力です。

そして注目なのが次世代アイサイトについて。

アイサイトver4を2020年のB型へのマイナーチェンジで搭載か

スバルは次世代アイサイトでアイサイトver4と見られるシステムを2020年に導入する予定であることを発表しています。

アイサイトver4へ進化する内容としては、

  • 高速にて自動でのレーンチェンジが可能
  • ステレオカメラとコーナーミリ波レーダー、デジタルマップGPSの活用による安全機能向上

といった内容となる見通し。

本記事前半でお伝えした、コンセプトカーの「SUBARU VIZIV ツアラーコンセプト」は、次世代アイサイト搭載が発表されているため、次期レヴォーグに新型アイサイトが搭載されるのはほぼ確実と言えます。

次期レヴォーグの発売時期が2019年という事を考えると、1度目の年次改良となる2020年のアプライドB型にてアイサイトver4の搭載となる可能性が高いです。

次期レヴォーグSTI sports モデルチェンジ後も顕在か

レヴォーグの最上級グレードとして発売されている「レヴォーグ STI Sport」は、人気も高いモデルであることから、次期モデルでもラインアップと予想。

デザインは、次期WRX STIのコンセプトと見られる「SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT」のような感じになる!?

次期レヴォーグの発売時期(発売日)ワールドプレミアはいつ?⇒2019~2020年

フルモデルチェンジする次期レヴォーグの発売時期は2019年もしくは2020年が濃厚です。

スバルは2019年にフルモデルチェンジする車種を「際立とう2020」にて計画していることを、2018年の第87期 中間報告書でも記載されています。

第87期 中間報告書

発売日は、現行モデルが6月発売、以降4月に改良される傾向にあったため、2019年頃に設定されるとも予想できます。

[追記情報]

2019年はレガシィのフルモデルチェンジの見通し。

それにともないレヴォーグは2020年デビューが有力に。

次期レガシィのフルモデルチェンジ最新情報はこちら

ただ、2020年投入予定の次期アイサイトの登場を待って次期レヴォーグも発売が2020年になる可能性もあります。

現行レヴォーグは、発売の7か月にワールドプレミアを行い早くからプロモーション活動をしていたことを踏まえると、次期レヴォーグのワールドプレミアは2018年末頃になる可能性も考えれます。

続報が入り次第、新たな情報を追記致します。

次期レヴォーグのコンセプトと見られる動画はこちら